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ルサの稜線

2014.11.08 (Sat)
今から約50年前、硫黄山東岳とルサを結ぶ登山道が開削され、羅臼側から硫黄山に登るルートがあったそうです。
僅か10年足らずで廃道になってしまい、当時登られていたルートを知る人も高齢化して少なくなってきました。
正確な登山道の地図はすでになく、当時登っていた羅臼山岳会の重鎮たちの話をもとにルートを推測して辿ってきました。
40年以上経過しており、当然登山道跡はすでにないので藪漕ぎ覚悟です。

ルサ川の支流、キタルサ川を源頭付近まで詰める
hitokoma2014-1108-1.jpg
上流はナメが続く

覚悟を決めて藪漕ぎ突入
hitokoma2014-1108-2.jpg
まだまだ余裕です

ルサの稜線にて
hitokoma2014-1108-3.jpg
僅か標高300mの稜線。
ハイマツもところどころ生えており、荒涼とした高山帯の景観に魅了されました。

稜線に出てからも延々とササ藪漕ぎ。
冷たい北西の強風に叩かれるが、藪を漕いでいるのでちょうどよく感じました。
hitokoma2014-1108-4.jpg
なかなか進めない、推定時速800m/h。だいぶ消耗してきました。

幾度か
hitokoma2014-1108-5.jpg
木に登ってルートファインディングしないとハイマツ帯に突入して悲惨な目に遭います。

約5時間歩いて、当時登山道だったと思われる沢型にようやく出た。
もう昼なので、ここでタイムアップ。
ルシャ山までを目標にしていましたが、片道8㎞の藪漕ぎで日帰りはさすがに無理でした。

帰路も違うルートで延々とササ藪漕ぎ。天気は良くなった。
hitokoma2014-1108-6.jpg
小ピークからのルサの稜線。奥に見える知床岳は雪を被っていた。

かなり体力を消耗して、日没ギリギリに下山。
10時間行動中、7時間ササ藪でした。しばらくササは見たくもありません。

今回は途中までしか行けませんでしたが、今後もこのルートの踏査を続けようと思っています。
パートナーのTさん、大変お疲れ様でした。これに懲りずまた付き合ってください。


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紅葉の羅臼岳

2014.09.30 (Tue)
今日は羅臼岳登山道整備業務の完了検査で、環境省レンジャーとともに羅臼側登山道へ。
今シーズンはガイド業務の合間を縫っての登山道整備で、とても忙しかったのですが、何とか無事に検査も終わりました。
あとは報告書を提出するだけですが、これがまた苦手で・・・・

本日、屏風岩の迷い込み防止ロープは撤去しました。
hitokoma2014-930-5.jpg
羅臼側に下山する際は、この標識と矢印を見落とさないでください。
これからは日が短くなるので、このルートを往復する場合は日の出と共に出発しないと日没までに下山できない可能性もあります。

羅臼岳の紅葉は標高800m~1300mでピークを迎えています。
hitokoma2014-930-1.jpg
泊場から見た羅臼岳の紅葉

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泊場~屏風岩は紅葉のトンネル

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お花畑はチングルマで真っ赤

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9合目付近

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羅臼平の雪渓と紅葉

例年より黄葉の色付きが良く、ここ10年で一番キレイに感じました。
今年の知床は大雪にも負けない紅葉ですよ。

遅咲きのお花畑

2014.08.19 (Tue)
羅臼岳・羅臼側ルートの登山道整備に行ってきました。
天気は高曇りでしたが、山上からは遠く択捉島ベルタルベ山まで見通せました。
hitokoma2014-819-1.jpg
羅臼平~お花畑トラバースルートにて

この付近は遅くまで残る雪渓後から広大なお花畑が現れます。
hitokoma2014-819-2.jpg
2ヶ月遅れのチングルマとアオノツガザクラ。
ここは登山者が少なく、ほとんど人目に触れることのないお花畑です。

八合目お花畑標柱~岩清水にかけて、ルート上にはまだ雪渓が100mほど残っています。
hitokoma2014-819-3.jpg
たったこれだけの距離でも、雪が固くしまっているときはアイゼンが必要になります。
特に雪渓を下るときは注意してください。
羅臼平までのトラバースルート上の雪渓はほとんどなくなりました。

hitokoma2014-819-4.jpg
雪渓上に張っていた誘導ロープは撤去しました。

羅臼側の登山道は長く厳しいルートです。
日の短くなるこれからの季節は、時間に余裕を持ちましょう。

知床沼野営禁止区域が一部除外になりました

2013.07.01 (Mon)
6/30~7/1にかけて、知床沼野営禁止区域の一部除外作業に行ってきました。

知床半島先端部利用の心得において、知床沼周辺は野営禁止となっています。
これは今後も変わりませんが、今回設置したロープの内側に限り野営が可能になりました。
hitokoma2013-71-2.jpg
範囲はおよそ8m×7m、テント3~4張り分の広さです。

知床沼周辺は貴重な湿原植生が広がっており、今回の措置は植生に影響の少ない範囲で特別に認められたものです。これは利用者が少数であることが前提にあります。もし今後利用者が増えたり、植生に影響を与えるマナーの悪い利用者がいた場合は、また野営禁止になるかもしれません。

知床沼で野営をする場合はロープの外側の植物を痛めないように細心の注意を払うようご協力お願いいたします。

hitokoma2013-71-1.jpg
知床沼

知床沼までのルートに登山道はなく、不明瞭な獣道とハイマツの藪こぎが待っています。
hitokoma2013-71-3.jpg
特に雪渓のある時期は我々地元登山者でも迷いやすい難ルートです。
安易な入山はしないほうが良いでしょう。

知床沼や知床岳を目指す方は以下のサイトを参考に、ルサフィールドハウスで情報を得てから入山しましょう。

シレココ(知床半島先端部利用の心得)

最後の登山道整備

2012.10.19 (Fri)
羅臼岳羅臼側ルート、今シーズン最後の登山道整備に行ってきました。
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泊場までの登山道は紅葉が見頃になっています。

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ツタウルシの紅葉。

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七合目屏風岩に設置した迷い込み防止のロープを回収して、今シーズンのルート整備作業は終了です。
これから羅臼岳を登って羅臼に下山する場合は沢に下りすぎないように注意してください。

今日は天気が良くも北風が強く、山頂部はうっすら冠雪していました。

今年はあまり登山道整備に参加できませんでしたが、羅臼山岳会、環境省、林野庁のスタッフがこまめに整備したので例年よりだいぶ歩きやすくなっています。

おまけ
hitokoma2012-1019-4.jpg
今朝の朝焼け。
集合時間に遅れるので日の出まで待てませんでした・・・

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